市販食材だけ!本格的な自家製ラーメンを速攻で作る。

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     最近はテレビCMなんか見てても、インスタントの袋麺はよく見かけるけど、「カップラーメン」に勢いを感じない。近所のコンビニでも、数年前のラインナップに比べると、カップラーメン自体の種類が少ない。具体的に言うと、味や素材にこだわった、ちょっとお高めのカップラーメン系が軒並み姿を消して、昔ながらの低価格フライ麺なんかがほぼ売り場を占めている。流行ってことでしょうか。

    湘南ラーメンに、デフォでワカメが乗っているのはなぜか。
    湘南に住んでて困るのは、「うまい!」と思えるラーメン店が、都心に比べて極めて少ない事。出汁はそこそこ味は濃い目。というかしょっぱめ。自家製麺をうたう店が多いが、そのせいか熟成が足りないケースが多い。若い麺は粉っぽく旨味がない。そして、トッピングには例外なくワカメが乗っている。なんで?都心ではあまり見かけないタイプだ。
    嗜好の違いなのか、競争率が低いからなのか分からないけど、中野、新宿、西麻布、六本木を拠点にジャンキーな生活を10年余り過ごしていた経験のある筆者にとって、湘南地域で食べるラーメンはおせじにもレベルが高いとは思えない。一時期は「昼食べたから、夜は止めておくか」というくらい、ほぼ毎日食べていた西麻布の博多ラーメン店「赤のれん」も、今となってはたまの打ち合わせで上京する際の、お楽しみのひとつにすぎない。

    生麺タイプで起死回生
    そんなラーメン砂漠の湘南地域でも、実は工夫次第で本格的なラーメンを楽しむことができる。カギを握るのは、どこのスーパーでも買える「生麺」タイプのラーメン。だいたい2〜3食くらいがセットになって、スープも同封されている。作るには麺をたっぷりのお湯で茹でるなど、インスタントに比べると少々ハードルが高い。具はなにもついていないケースが多いので、その点においてはむしろカップラーメンに軍配が上がる。少々微妙な商品だが、バリエーションは多く、味の点でカップ麺や袋麺を上回る。しかも、ポイントを抑えるだけで調ウマイ本格的ラーメンに変貌するから侮れない。ぶっちゃけ「湘南でラーメン食うならイオンに行け」というくらい、生麺タイプのラーメンは優れていると思う。


    スーパーの食材(出来合いも含め)だけで作る、即効本格ラーメン。今日はたまたまセットが売り切れていたので、麺とスープをバラで購入。こういうカスタマイズ性も、家ラーメンの楽しみのひとつ。



    ポイントといっても、たいしたことは全くなく。レシピを詳しく書くまでもない。筆者が抑えるべきポイントと思っているのは、

    ・スープは、表示より薄めに作る(かわりに昆布をひとかけ煮るとさらによい)
    ・スープに砂糖をすこし入れる。(3人前に対して1さじ程度)
    ・すりおろしにんにく(一欠)をスープに入れる。


    ぐらいのもの。砂糖は家にあるものと想定すれば、あとはスーパーでニンニクを一緒に買えば準備OK。これは生麺に限らず、インスタント麺でも応用可能。超便利!そんでもって、超ウマァイ!うそみたいに劇的に変化します、マジでマジで。ぜひお試しあれ。

    トッピングも速攻!
    ネギをごま油でゆっくり熱した「ネギ油」やエビを料理した際に取り除いた殻をとっておいて、油で熱した「エビ油」なんかを準備しておくと一層豪華になるが、いずれも作るのに時間がかかるかな。以下は、筆者がごくごく簡単でウマイトッピングの作り方のご紹介。

    メンマ
    市販の味付メンマは独特のニオイがあるので、いったん冷水で洗い、さっと炒めて醤油を降ると、香ばしいメンマに生まれ変わる。

    チャーシュー
    モモやバラの塊肉から作れば本格的だが、食べられるのは翌日になる、それより、バラのスライス肉を80℃くらいのお湯でボイルして、砂糖と醤油のたれに漬けてしまうのが早い。作り始める最初に仕込めば、ラーメンが出来上がる頃には塩梅良く仕上がっている。たべるぶんだけ仕込めるので、無駄がなくて良い。

    煮玉子
    上記のチャーシューだれにゆでたまごもぶっこんでおけば、即席煮玉子になる。少し余分に作っておけば、翌日は味がしみててさらにウマイ。新しい卵の場合、茹でる時間が短いと殻がむきづらいので注意。



    あとは、適当に野菜なんかをぱっぱと刻んで乗っけてしまえば、わざわざ駅前に出向いて食べる値段で、家族全員がそれっぽいラーメンを楽しめる。

    ところで、本格的なスープも自作する、というのは、料理に関心のある男子なら一度は挑戦したことがあるかもしれない。でも、鶏ガラやらゲンコツを大量に仕込み、何時間も煮込んでできあがったスープはソコソコ…みたいな経験も少なからず。代償として、キッチンを猟奇殺人現場のようにしたわりには、ちょっと物足りない実績だ。

    スープだって難しいんだから、自家製麺なんて、夢のまた夢。…と思ったら、最近、その麺を全自動で作れるステキグッズが発表されたらしい。


    本格的な自家製生麺を、キッチン家電で作る?「ヌードルメーカー」

    フィリップスの「ヌードルメーカー」は、ホームベーカリーにところてんを「ぎゅっ」ってやるやつが合体したような製品で、材料をぶっこむだけで全自動で生麺が作成できるというスグレモノ。その見た目やサイズ、名前からみて、ドラえもんのひみつ道具を再現するのが裏コンセプトだったのではと勘ぐりたくなるような製品が、3食入り生麺のたった120倍くらいの価格で発売されるというから驚きだ。フィリップスといえば、油を使わずに唐揚げができる「ノンフライヤー」で話題になっていたことが記憶に新しい、家庭用調理器具に先鋭的なメーカー。「ヌードルメーカー」も、一見ただの高価な贅沢調理器具で、ホームベーカリーやジューサーミキサーに続いて、いずれ使わなくなるだろう家電ワーストランキング候補と見えなくもないが、家で手打ち麺(打ってないけど)が楽しめるのは捨てがたい。実際、筆者もホームベーカリーをこきおろしていた時期があるが、手でこねるより手ごねに近かった仕上がりに惚れ込んで、今ではなくてはならない家電となっている。

    我が家も相当な麺喰いで、3日に1回はうどんやらラーメンやらパスタを食っている。そのすべてをこの製品で補えば1年で元が取れる計算になる。手打ちでも本格的な道具を揃えれば軽くウン万円飛んで行くことを考慮すれば、生活スタイルによっては十分お得。うどん県を自称している香川県で一家に一台の購入が義務付けられているのもうなずける。

    冗談はともかく、魅力的な製品であることは十分承知した。ただ、できれば似たような原理なんだから、ミンサーの機能もつけてほしかったな。ブロック肉から手軽にひき肉ができたり、自家製ソーセージなんかができた日には即日購入でしたよフィリップスさん。今後のバージョンアップに期待です。

    さて、この商品の登場背景に「カップラーメン衰退現象」のヒントがあるように感じる。食のブームは外食から中食に変化した、というのはわりと有名な話だが、今こそ「内食」の時代という声もある。家庭でもまるで専門店のように本格的な麺料理が楽しめれば、コスト削減はもとより、のびたラーメンのように冷えきってしまった家庭に温かい団欒をとりもどす、そんなきっかけに繋がるかもしれない。


    いずれ自家製麺でつくってみたいですが、今日のところはこれでよしとしましょう。では、いただきます!



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