天才ならぬ天災!止まらないペヤング暴風雨「ナポリやん」

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    今日の天気はすごかった。湘南もなかなかの雷雨だったが、東京都内では今まで誰も見たこともないような「ひょう」が観測されたらしい。地元群馬(の山奥)ではたびたび「ひょう」を経験しているが、都心に引っ越してからは見なくなった。それが、40を目前にして初めて「ひょうが積もる」という現象を目の当たりにした。これは、人生80年としたら、生きている間にドライアイスくらいは降ってきてもおかしくない

    さて、久しぶりにペヤングの新作が登場していたので、衝動的に購入。その名も「ナポリやん」!その名の通り、ナポリタンフレーバーが楽しめるのだが、この商品、いろいろおかしい

    まず、パッケージがおかしい。
    真っ先に衝撃を受けるのが、そのパッケージ、に掲載された謎の人物「誰?」ナポリとも、ナポリタンとも、ペヤングともやきそばとも全然関係ない、ぽっと出のゆるキャラが思考を惑わす。踊ってるわけでもないのに、MPが吸われている気がしてならない。そもそもナポリタンのイメージにイタリアのトリコロールは的を得ているのかどうかはともかくとして、「なぜ目が星なのか?」「それは口なのか?舌なのか?」大変申し上げにくいが、もしレストランに入ってこんなのが注文を取りに来たら、店を出かねない。ハテナ?じゃねえよ、お前のことだよ!



    予想通り、味もおかしい。
    「ペヤング亜種」の特徴として「そもそもやきそばじゃない」というのは今更だが、この商品はとりわけ「じゃない感」にあふれている。もちろん、いい意味で。付属のソースはケチャップ味で、やや甘め。かやくの「ピーマン」テイストがしっかりとナポリタン感を再現しているのが地味に恐ろしい。しかし、麺はいつもの「ペヤング」。デュラムセモリナが泣いて身を引くフライ麺は、どう譲っても「スパゲッティ」にならないことはペペロンチーノの段階で気づいたことだが、それでも日本人の味覚にあった食品同志、うまくマッチする可能性もなきにしもあらずだったのが、まさかのミスマッチ味のゲシュタルト崩壊と言っても過言ではない。



    だからといって、マズイわけではない。むしろ、癖になる旨さだ。理由は、やはり甘めのソース。ナポリタンを作る時、ケチャップでこの甘さを出すのが実は難しい。へたをすると酸味が強かったり、ベタベタと粘りが出てしまうが、バランスとしては絶妙。もし、ナポリタンがスパゲッティーベースではなく、中華麺ベースで発明されたパラレルワールドが存在するなら、空前絶後の大ヒット商品となっていたに違いない

    それにしても、昨今のペヤングの姿勢は面白すぎて目が離せない。昨今のペヤングの勢いを業界で「ペヤニーニョ現象」と表現することからも、その天変地異っぷりがうかがえる(ウソ)。たまにコンビニに行くと必ず新商品が出ている。もちろん、昔ながらのペヤングもちゃんとその横に鎮座していて、その様子はまるで世間をなにもわかってないくせに粋がる我が子を暖かく見守る母親のようでもある。もっともっと、市場の荒波にさらなる天変地異を起こすような商品の登場に期待したい。

    さて、以下は、個人的にも試したいと思いつつ、書いておけばまるか食品商品開発担当者の目にとまるのではないかというアイデア箇条書き。

    ・ペヤボナーラ
    ・激辛汁なし坦々ペヤング
    ・B級!ご当地ペヤングシリーズ
    ・チョイ足し!ペヤング ミニ
    ・ゴマだれ冷やしペヤング
    ・ペヤングもんじゃ袋タイプ
    ・ペヤゴレン


    我らがグンマーの台所、まるか食品さん、ぜひご検討くださいませ!

     

    ペヤングねぎみそチャーシュー味のルネッサンス

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      ペヤングといったらソース味が基本だが、最近「辛すぎてヤバイ」と話題の辛口ペヤングをはじめ、バリエーション商品の登場も見逃せない。そんな中、この「ネギみそチャーシュー」は異色中の異色。そもそも初めて売り場で見たのは「本屋」という事実。独特のポップでおなじみのビレッジバンガードで「辛さA級、旨さC級」と紹介されていた当商品。今のところ不安要素しかないが、腹も減ったことだし食ってみることにする。



      まずそのパッケージ。みそ味を強調するためとはいえ、なんとも手に取りづらい色調が採用されている。しかし、そこはペヤング。辛口も相当派手なパッケージだったが、その壮絶な辛さの前には、パッケージの差などたいした問題ではなかった。むしろ、ヘンなパッケージは、さらに驚くべき味を隠すためのオブラートなのかもしれないとさえ思う。気になるその味は…。

      …こんなのペヤングじゃねえっ!?

      まず、ソースの味がない。みそが足されているというよりは、ソースを省いた引き算の味だ。汁気のない味噌ラーメンを食べている。そんな感想が妥当だ。そして、そもそも辛くない。一番問題なのが、これはペヤングかということ。まるで名前を書き忘れた答案用紙のように、評価できるレベルに達していないというのが純粋な感想だ。

      じゃあ、美味しくないのか、といえば否。ひどくジャンキーなカップラーメンの汁をすっかり捨てて食っているような味だが、これはこれでウマイ。これが初めて食べたインスタント焼きそばじゃなかったことに心から感謝したい。なぜなら、もしそうならこれこそが僕の中のペヤングになってたかもしれないから。それほどまでに「マズウマ」のポイントを抑えた味といえる。

      結論、ペヤングはやはり「ソース味」に限る。しかし、その根拠は「初めて食べたペヤングがソース味だった」だけにすぎない。この先5年後、10年後にペヤングの味を尋ねたら「ねぎみそチャーシュー味に決まってんだろ!」と笑って答える若者が続出しているかもしれない。
      ペヤングねぎみそチャーシューは、ペヤング史に大革命を起こす可能性を秘めている、そんな気がしてならない。



      ペヤングもんじゃ

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        ソース、キャベツ、油揚げ麺。ペヤングの構成を見ていると何か別の食べ物が思い浮かびそうになる。そうだ、もんじゃ焼きだ。しかもベビースターをトッピングした、一番貧乏くさいやつだ。思い立ったがペヤング。さっそくチャレンジ、ペヤングもんじゃ!

        【材料】
        ペヤングソースやきそば 一人前(めんは適量)
        水 100cc
        片栗粉 小さじ1
        キャベツ 1/8玉
        トッピング(一味唐辛子、小エビ、チーズ、きざみのり、etc...)適量

        【作り方】
        1 片栗粉を水で溶き、附属のソースをまぜる。
        2 キャベツを千切りにし、さらに半分の長さにする
        3 1に2をよくまぜる。トッピングの具材もまぜる。かやくもまぜる
        4 熱したフライパンに油をひき、3の具材をまず炒める
        5 土手をつくって残りを入れる
        6 フライパン上で全体を混ぜたところに、細かく砕いた麺をふりかける。スパイス類をかける
        7 火をごく弱火にし、火が通ったところからへらで食べる

        これをビール片手にキッチンでいただく。うまい。もんじゃというと、みんなでワイワイ食べる駄菓子というイメージがあるが「一人立ち呑みもんじゃ」というスタイルはアリだ。コツは、麺を少なめにすること。前回のペペロンチーノのように、あらかじめ麺をふやかしておくと、混ぜた時に水溶き片栗粉を吸って膨張し大変なことになる。以下はその失敗したときの様子。全体がノリのように固まって、まるで冒険者を捕食中のスライムのようだが、これはこれでうまい。



        残っためんは、いつかお好み焼きに混ぜて食べることにする。




        ペヤロンチーノ

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          ペヤングソースやきそばといえば、ネギとこんにゃく、キャベツと並ぶ群馬県民のソウルフードだ。
          食べ続けて30年、その味に飽きる気配はない。でも、過去にはいろんなアレンジを試みたことも事実。マヨネーズに一味唐辛子との相性はバツグンだし、卵黄も捨てがたい。でも、そこまではあくまで「ちょい足し」のレベル。それをもう一歩踏み込んだところに、ペヤングの新境地があるように思えてならない。そこで、試しにペヤングの具材をすべて使って、ペペロンチーノを作ってみることにした。

          ご存知ペペロンチーノはパスタの食べ方としては最もシンプル。単純だからこそごまかしが効かない。ペヤングのポテンシャルを測るには絶好の調理法だ。まずは材料を用意する。



          【ペヤロンチーノ(一人分)】
          ペヤングソースやきそば 1つ
          ニンニク 半かけ
          鷹の爪 適量
          オリーブオイル 適量

          フライパンで1カップの水を沸騰させ、めんを入れる。めんがほぐれたら火を止め、めんをざるにあげる。

          フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れ、ごく弱火にかける。

          オイルに香りが移ったら、かやくを入れる。

          めんをいれ、ソースを全体にまぶし、さっとからめる。

          めんを皿にとり、ふりかけとスパイスをふりかける。




          見た目はあまり変化を感じない。容器がいつもの箱じゃないことに、どこか違和感を感じつつ、とりあえず一口食ってみる。

          …ウマッ!?

          驚いたことに、ちゃんとペペロンチーノになってやがる!気になるソースの主張は、鷹の爪とガーリックが両サイドからガッチリ抑えこむ。ラグビーのスクラムのような、チカラとチカラの見事なバランス。従来の食べ方だとパサパサしたり、ベチャッとしたとしたところが出てきて味にムラが生じるが、フライパンで調理したためか、全体に均一。箸でなく、フォークで食べるのは、インドカレーを手づかみで食べるような非日常があって楽しい。

          ペヤロンチーノ、うーんまさに新境地!ペヤングの可能性、まだまだこんなもんじゃないと見た。



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